「仕掛け」全体図を公開します。
「仕掛け」の記事は細かくまとまっていますが、これまでの話を総合させると下図のようになります。
上から順番に解説していきます。
▼このページを読む前に事前に確認しておきたい記事
・「仕掛け」の基礎と竿選び 今回作る「仕掛け」の目的なども掲載されています。
・「道具」と「仕掛け」の違いとは? 仕掛けって何?という人に向けて解説しています。
【釣りき仕様】
・竿 270cm~380cm 程度(中硬調子)を例にします。
■結束(1)ロッドと道糸(A)の結束
赤のAにある通り、竿先はかた結びなどで結んでアロンアルファなどで固めておくと、団子ができて引っかかりやすくなります。何度か強く引っ張って強度を試す。ロッドの先端がしなればOK。ライン(道糸)がすっぽ抜けた場合はAの結び目が小さいので大きくしましょう。この部分とBのラインの結束は、下記の記事を参考にしてください。
▼ロッド結束の参考記事(おさらい)
3ステップ!画像でロッド結束!
■(B)ラインの部分
記事で少し触れましたがナイロンラインで鉄板です。お金に余裕があっても変える必要はありません。
PE、フロロカーボンなど高級なラインが売られる中で、僕がナイロンラインを推すのは「安いから」だけではありません。ナイロンラインは引っぱりに弱くアタリがフロロより解りにくい反面、収縮性があるので多少の無茶な操作(特にアワセの時)で切れないのが初心者にとって大きなアドバンテージになります(最初の頃のアワセって大きくなりがちですからね)。
※道糸全体の長さは振り出しの竿を伸ばしきった状態(柄の部分)から更に10~20cmの余裕があるくらいが目安です。
※360cmの竿なら370~380cm程度のライン(道糸)の長さが目安です。
▼ライン選びの参考記事(おさらい)
仕掛けの選び方 その1(ライン)
■(C)マーカー
マーカーは切れ目が付いているので間を縫うように、切れ目に横から交互にライン(道糸)を差し込めばOKです。マーカー(ウキ)が針先から100cmくらいの場所に装着されていることを目視確認します(できていない場合は調節)。(はさむだけでOKなので、何度でもやり直せます。最後に付けても良いと思います)。
■道糸の長さと結束(2)道糸とハリスの結束
市販のハリはハリス(針を結んだライン)とセットで売られているので、結束だけできればOKです。
▼ハリス結束の参考記事(おさらい)
3ステップ!画像でハリス結束!
■(D)錘(オモリ)の位置
結び(2)の結合部から5cm程度上に付ければOK
※錘はライン(道糸)を挟んでからペンチや歯などで噛めば簡単に閉まります。
(噛みすぎると変形してしまいますので適度に。変形しても使用に問題はありません)。
※奥の方で閉まっていないと錘が動きますので注意してください。指でつまみ軽く揺さぶって動かない事を確認できればOKです。※ウキを付ける場合
ウキを付ける場合も(D)を目安に装着。ゴム管の上方から釣り針側に向かって刺せばOKです(ハリスを付ける前にゴム管を通すこと)。
ロッドを軽く揺さぶったくらいでは動かない事を確認しましょう。
▼錘とマーカーの参考記事(おさらい)
仕掛けの作り方 その3(錘など)
■(E)釣りバリ
いくつか種類があります。ページで解説しているのでご確認ください。
▼釣り針の参考記事(おさらい)
最適な「釣りバリ」選び
以上、仕掛けの章はこれでおしまいです!
お疲れ様でした! マスターおめでとう!!
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