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気づかない間に釣った魚の味を落としていませんか?


釣った魚を持ち帰って食べる場合、最も味を落とさない理想的な保管方法は釣った時点でスグに「締める」(即死させる)ことです。

クーラーボックスに投げ込んで保管してしまうと、その中で暴れてもがいている間に傷ついたり、衰弱していきます。

そうなってしまうと、魚の身の部分で血液が固まり、せっかくの釣りたてのニジマスだったのに血の臭みが残ってしまったり「味が落ちて」しまいます。

でも、魚が釣れたからってそんなに毎回スグに締めていては時間も労力もかかって仕方ありません。
そこで、クーラーボックスに入れるまでの保管役としてスカリが登場します。

■ビク・スカリ

これに入れて水の中で多少自由にさせておけば、釣りから帰る時までピチピチしていることも珍しくなく(あまりにも大量の魚を1個のスカリにぶち込むと死んでしまいますが)数尾程度なら条件的に最も良い折衷案だと思います。

クーラーボックスはあくまでもスカリから捌き場に持っていった後、捌いた魚を家に持ち帰るまでの間に保管(保冷)するために使います。
その際に氷を敷き詰めておいて、ビニール袋に魚を入れて塩をまぶすと良いといわれています。

ちなみに魚をビニール袋に入れる理由は、魚の臭さがクーラーボックスに移らないからです
(コレ結構重要。洗うの意外に面倒ですし、においがぜんぜん取れないんですよね)。

クーラーボックスの選定基準や魚の捌き方は以前の記事で紹介した通りです。
※紹介記事「クーラーボックス豆知識」はコチラ

私の場合は捌き場にもって行くまでは魚は生きていて、捌き場で腹を一気にかっぱぐことで「締め」ています(血抜きも一気にできるので)。

締めた魚は現地や(管理釣り場なら殆どあるはずですが、なければ)帰りのコンビニなどでロックアイスを買って一緒にクーラーボックスに入れると良いでしょう。
こうしておけば、少なくとも氷の温度以下になるわけがないので、魚はある程度新鮮な状態で家路に付く事ができます。

なお、氷と魚が直接触れ合ってしまうと「氷焼け」と呼ばれる痛みが発生するという話もあるので、新聞紙などをビニール袋と氷の間に挟む人もいるようです。

ちなみに「氷は面倒。保冷材でいいじゃないか」という話もありますが、保冷材を持っていく場合は0度以下のガチガチになった温度で持っていってしまうと、今度は魚に熱伝導して、持ち帰って蓋を開けたら魚が凍りついていたなんてこともありますので、玄人ほど保冷材は使いたがらないということを付け加えておきます。

しっかり持ち帰って、おいしくニジマスを頂きましょう!


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