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エサのローテーションと釣り場でのスケジュール


さて、ここまでの記事でエサに触れてきました。
そろそろ実釣に出かけたい頃ですが、エサは何種類お持ちでしょうか?


「ブドウ虫オンリー(・ω・)v」


でも構いませんが、ブドウ虫1ケースでは一日持たせるには量がちょっと不足するかもしれません。かといって1人で2ケースはちょっと多いですし値段も結構張ってきます。


そこで、可能であれば「イクラ」(小)1ケースとブドウ虫1ケースのダブルスタンダードで行ければ、エサの残量を気にせずに釣りをする事ができます。2人で釣りをする場合でもブドウ虫を1ケース買い足すか足さないかという3ケース体制で回す事もできるのでオススメです。


しかし、あれだけ釣果に影響が出ると言っておきながら、何故わざわざ2種類のエサを用意しているのでしょうか。以下1日のシミュレーションを入れながら解説します。

釣り場に到着する時刻でローテーションの内容もだいぶ変わってくるのですが、ここでは考えられる条件を全て当てはめながら説明するので、必要に応じて改変してください。


▼早朝~朝
時刻で言うと夜明け~午前のタイミングです。一般的に魚の活性があがり「食い」が良い時間帯です。釣り開始直後の時間でもありますが、いきなり「最大のチャンス」だったりします。是が非でも釣りたい(とにかくまず1匹釣りたい)方はブドウ虫を投入。
そうでなければイクラで1~2匹釣れるまで様子見。


▼朝~昼
徐々に魚の食いが渋ってきます。イクラを使っている方は継投策。ブドウ虫に切り替えることで、渋めの食いが若干上向きに。ブドウ虫を使っている方は徐々に渋っていくのを耐える時間です。


▼放流(午前)
やらない管理釣り場もありますが、やる場所ではこのタイミングで全員「イクラ」に切り替え推奨。暫くはエサの差が無いくらい「何でも食う」状態が発生します。自分の周辺で5~10匹あがるくらいまでイクラで継続。


▼昼~昼過ぎ(正午~午後1時)
放流があるところなら午後にかけて渋る「前」にブドウ虫に切り替え。無い場所ならエサを温存するためにイクラに切り替え。放流があれば アタリが戻りますが、無い場所なら暫く期待できません。お昼の準備を始めるのが懸命です。バーベキューやキャンプの方はこのくらいの時間からの準備で十 分。初心者にありがちな罠は「12時にご飯にしたい」がために釣れる「時合い」を完全に逃してしまう人。特に初心者のバーベーキューは時間がかかるのが常なので、午前の一番美味しい時間帯を全部準備に費やし、午後「まったく釣れない」なんて光景は過去に何度も見ています。ランチに出かけるのも同様です。釣果だけ考えるならば、行動は「正午」以降から行ったほうが良いでしょう。


▼午後1時~3時
1日の中でもっとも食いが渋い時間帯。ランチでもしながら様子見が賢明です。バーベキュー・キャンプの方はこのくらいの時間に「ちょっ と遅いお昼」にするのがお勧めです。エサはブドウ虫でOKですが、午前ほどは釣れないでしょう。「子供に竿をわたして親はご飯の準備」でもOK。あまり釣 れないので、ほどよく邪魔されずに準備できるはずです。


▼昼過ぎの放流
やらない管理釣り場もありますが、やる場所ではこのタイミングで全員「イクラ」に切り替え。暫くはエサの差が無いくらい「何でも食う」状態が発生します。自分の周辺で5~10匹あがるくらいまでイクラで継続。釣れた量などによってはここで撤収もあり。


▼放流後~4時
のんびりした時間が過ぎます……(笑)あたりもボチボチ。
エサを温存する意味で「イクラ」もあり。


▼午後4時~5時半
いわゆる夕マヅメ(たまづめじゃないよ!)日の落ちる時間帯ですね。最後の釣りタイム。
あまったエサを上位のものから投入します。基本ブドウ虫かな?
ただ、この頃になると自分が釣り上げた量や、持って帰る量を見ながら釣りをしたほうがいいです。常連はこの時間帯の後に一斉に帰りだすので、洗い場(さばき場)などで混雑したくない方は、早めに切り上げてしまうこともオススメします。


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