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エサの種類


ちょっと寄り道をしましたが今日からエサ編です。

ニジマス釣りのエサは大きく分けて3種類。
まずは、使用した事のあるエサそれぞれを経験則から評価し、解説させていただきます。


名称:イクラ
特徴:ご家庭でもお馴染みのイクラ。このエサに触る事が苦手な人がはほぼ皆無で、扱いやすく、そこそこの釣果が期待でき ます。それもあってニジマス釣りでは定番のエサとして知られていますが(僕が思うに)実はそこまで高い釣果は期待できません。アタっている時は良いのです が、少しでも魚がスレはじめるとアタリがパタッと止まってしまうという弱点があります。長時間粘ろうとすると針を刺した部分から徐々に劣化し最後は真っ白 になってしまうため、マメなチェックと対策が必要です(※対策は今後の記事で紹介)。


釣果期待度:★★(実はさほど高くない)
扱いやすさ:★★★★★(非常に簡単)
入手容易さ:★★★★(現地で買える事も多い)
保管しやすさ:★★★★★(冷蔵庫)


名称:ブドウ虫
特徴:虫ぃ?という感じですが、実際は蛾の幼虫です。白い芋虫のような体躯で、糸を口から吐き繭を作って、その中で蛹 (さなぎ)になります。主に円筒状のケースの中に20匹程度入ったものが釣具屋の冷蔵庫などで売られています。ダンボールの切れ端のようなものがケースの 中に入っており、めくっていくと繭からブドウ虫が出てきます。気になる釣果ですが、イクラに比べ格段の釣果を期待でき、多少魚がスレていても問題なく続け られます。きちんとエサを付ければ暫く水中に置いていたとしても何の問題も無いのですが、女性・子供を中心に慣れるまでが大変。「虫嫌だ」といわれる可能 性が高く、そこが勿体無くも唯一の弱点です。管理釣り場によっては、取り扱っていない場所もあり(イクラだけ売っているなど)そういうところで使うと魚を 釣るのに苦労しません。


釣果期待度:★★★★(釣りたいならこれが定番)
扱いやすさ:★★★(簡単だが苦手な人がいるので減点。稀にエサ箱から逃亡する)
入手容易さ:★★★(釣具屋に行かないと買えない・管理釣り場でも見かける)
保管しやすさ:★★★★(ケースごと冷蔵庫でOKだが、妻が嫌がる(笑))


名称:クチボソ
特徴:一言で言うと小魚の生餌です。釣り場で稀に入荷していることがあったり、一部の釣具屋で購入できたりするのかなと 言うところです。あれば必ず買っておきたいところですが、保管が面倒なので管理釣り場に入荷していればラッキーってな程度で、ほとんど使用した記憶がござ いません。筆者は完全に釣れないような時間になってもこのエサを投入することで、アタリが復活するという体験を何度もしており「これで釣れない訳が無い」 というレベルでオススメなのですが、総合的に見るとやはり入手難易度と保管・携行性が悪く、定番にはならないかなあと。使い方は尾びれの根元の部分に針を 掛けて、泳がせて釣ります。


釣果期待度:★★★★★(投入すれば爆釣も余裕かと)
扱いやすさ:★★★★(保管に小さなバケツが必要)
入手容易さ:★(現地で買いたいが、ほとんど売っていない)
保管しやすさ:★(死んだらアウトなので相当面倒。現地購入が良い)


という事で結論。


オススメはブドウ虫を中心にイクラもちょっと持っていくという感じです。

確実な釣果を求めるならば、ぜひブドウ虫を持参してください。


次回は「エサの付け方」についてです。

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