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ほとんど知られていない放流直後のニジマスを釣るコツ


放流のある管理釣り場では放流直後のニジマスは「誰でもつれます」というくらいバンバン掛かります。

ひとことでいうとボーナスステージなのですが(笑)案外みんな放流前に竿を入れておいた場所でジーっとしていて(別にレースをしている訳ではないのですが)15分後には釣果に1~2尾の差がついていることも珍しくありません。

「釣れているから」こそ、こういう時の小さな差に気が付かない人が多いみたいです。

あれは単純に「仕掛け」とか「ウデ」とか、もちろんそういう理屈もあるのですが、実はそもそもポイントがあっていない人が多かったりします。

「え、釣れるポイントの話は前にしたでしょ? 嘘だったの?」

と突っ込みを受けそうなので弁明しておきますが、
放流直後にはその時だけ使えるニジマスの釣り方がある
わけでして、今回はそのことについて書きます。

つまり「放流時のみゾーンAになる」ポイントに、
間違えずにキャストすることで釣果をあげる可能性がグンと上がるというお話です。

さて、そのポイントなのですがどこでしょう?
▼再掲出



実は、放流のあるニジマス釣り場では放流直後は「流れの緩いところ」を積極的に狙うと良いです。

いま、記事の「釣り場で魚が居るポイント」で解説していた時と真逆のことを言っています。
竿も落としやすく、魚もほとんど掛からないとしていた「ゾーンB」でなぜ魚がかかるのでしょうか?

それは、放流されるニジマス側に秘密があります。

放流されるニジマスは、一般的に養殖場で非常に群れた状態で止水で群れで生活をしています(受付の脇とかにある生け簀で大変なことになっているのを見たことがある人もいるかもしれません)。
そのため、釣り場とはいえ渓流に入れられると状況(流れ)に不慣れな事も手伝って、ニジマスは流されるままに流れの緩い所まで行きついてしまいつつも、生来の習性もあって群れてようとします。

結果、ニジマスは放流直後だけ、流れのあるところではなく以前紹介した
ゾーンBのような何の変哲も無い場所に群れてしまうわけです。

だから暫くは(経験則上ですが)実はココが一番「確率変動です!!」というくらいアタリが出続けます。
ただ、その後30分もするといきなり魚が食わなくなる「スレ」の状態になりますので(笑)あまり、無理をせずにちょっと休憩しましょう。

しばらくすると川の流れにも慣れて来たニジマスは、徐々に元気な魚から本来のポイントである落とし込みなど移動します(早いときはものの数分でその兆候が見られます。経験則上、釣りあげる人が多いほど散るのも早い気がします)。

でも、そうなったらしめたものです。「釣りき」のミャク釣りはポジションの影響を受けにくいので、どんどん本来のゾーンAを狙っていきましょう(この時、ウキ釣りだと川の流れの落とし込みにウキが潜ってしまって、なにがアタリなのかさっぱりわからない状態になります)。

放流直後だけは「釣れるポイントが逆転する可能性が高い」ことを覚えておくと釣れる魚がもう1~2尾ふえるかもしれません。
※ただし、放流されるニジマスが生け簀でどういう状態なのかはあらかじめ確認しておいてください。

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