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ニジマス釣りに行くときの服装・小物

本稿ではニジマス釣りに行くときの服装に触れておきます。初めての方が釣りに行くときは、あまり格好を気にされない方も多いと思います。
しかし、釣り場というのは得てして山の中にあるものなので、注意点が2つほどあります。

1.蚊がいる。場所によってはアブ、スズメバチなどの虫がいる可能性がある。
2.実は釣果に影響する事がある。


1は「山だからねえ」という事で納得かもしれませんが、2はご存知無い方もいらっしゃるかもしれません。
でも本格渓流の釣り用語では「周りの風景に格好を同化させること(つまるところ擬態)で魚の警戒を解く」
という意味をもつ「木化け」「岩化け」という言葉があるくらいなのです(最近ぜんぜん聞かないけど)。

という事で両方を勘案すると虫がいるので袖は可能な範囲で長いものにするか、薄手のウィンドブレーカーがあると望ましいでしょう。
山の天気は変わりやすく、雨が急に降る事も珍しくないのでレインウェアがあれば、なおよしです。
(ちなみに厚手のレインウェアだと肌にベタベタくっつくのでサラサラした素材のものをお勧めします)。
※ちなみに小雨のコンディションこそ、もっとも釣れるコンディションです。

最近はフィッシングウェアとして原色系の派手な色合いなものが多いのですが、ハチなどに襲われやすいと言われる黄色、黒は基本的にNG。また派手な色だと「木化け、岩化け」なんて夢のまた夢ですから(笑)避けたほうが無難です。

できれば、地味ですがグレー、カーキ、ベージュなどの服装が理想です。

本来は自然に近いグレーやカーキなどを着た方が、魚が警戒しないと言われる事もあります。ファッション性よりも軽さ、動きやすさ、保温性の高さを優先させると良いというのが筆者の意見です。
※女性は悩みどころだと思いますが「釣りガール」に代表される見た目重視だけの服装は正直お勧めしません。あれは(魚から見えない)海の上だから成り立つという話もあります。

ポケットは上着を含めて多い方が小物が取り回ししやすいのでオススメです。たとえば、エサはもちろん、替えの釣り針とか、針外しとか、オモリの予備とかをちょいちょいと入れられると良いでしょう。海釣りではないのでライフジャケットはやり過ぎですが、渓流型の釣り場だと丸太などのうえを渡って対岸にいくような釣り場もありますので、そういう所にいくので心配ということであれば、子供にだけ着せてもまあ良いかなと思います(実際、私自身おっこちたことありますし)。

夏ならば日差しの下に延々といる事も想定して帽子と虫除けスプレー。長袖はいらないと思っていてもウィンドブレーカーなどを持って行く事を強く推します。
冬ならばダウンジャケットやネックウォーマーなど、寒さに負けない服装に使い捨てカイロが便利です。

靴ですが、足場が明らかに悪いと解っているなら長靴もありだと思います。かかとのついているものであればサンダルはOKですが、ビーチサンダルはお勧めしません。
砂利の傾斜が多い釣り場が多く、マナーの悪い客が捨てた釣り針などが落ちている事もあるため非常に危険です。

絆創膏や消毒液なども一応持って行っておくと便利です(ハリなどが指に刺さることもあるため)。
あと、ハンドタオルは各自1個あると重宝します。
魚を掴んだり、水に触れる機会が多いため使用機会も多く「魚臭くなってもOK」な要らないハンドタオルをカラビナなどで腰につけておくと良いでしょう。

▼服装・小物系 持ち物チェックリスト

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