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前日からの「仕掛け」準備で「朝の釣り時」をしっかり抑えよう


魚全般を釣りをするうえで忘れてはいけない言葉。
「朝(あさ)マヅメ」と「夕(ゆう)マヅメ」。

簡単に言うと「釣れるピークは朝と夕方ですよ」という事です。魚の活性が上がって釣りやすくなる時間帯の事ですね。夕方の方は帰りのタイミングだけ調整すれば良いのですが、朝マヅメは早起きして釣り場に到着した時が「勝負時」です。

実はこれはかなり大事なことです。せっかく早起きして作ったチャンスでも、現地で「仕掛けを作ること」に時間に費やしてしまっては早起きをした意味がありません。

経験則上、現地でしっかり「仕掛け」をこしらえようと思っていても中々上手くいかないものです。釣り場に到着した朝、みんなが既にそこそこ釣っているのを横目に見てしまうと「仕掛けを1から構築する」というのは妙に手間取ります。朝、たまたま渋滞に捕まって到着が遅れたりすると焦りも倍増です。

私自身、昔は(生来せっかちな事もあって)そういう時は(焦りからか)妙に結びで失敗したり、道糸が風でたなびいて「ああー」と、ラインが中々捕まらなかったり、ウキのゴム管をウッカリ付け忘れたまま仕掛けを完成させてしまったり、子供なんかは正にそうですが我慢の臨界点も低いので「パパーー! 早くーー! お魚いなくなっちゃうよー!」とか言い出して、もう現場は混乱するばかりです(笑)

これで一番良くないのは、やっと「仕掛け」を作り終わったら「すでに釣れる地合いが終わっていた」時です。こうなると、周りの釣り客のビクに入った魚をチラチラ見ながら「今朝、失敗しなければ……」という自責の念や後悔の気持ちで全然釣れないまま、午後までを過ごす事になってしまいます。

せっかくの休みの楽しい時間のはずだったのに……。
これでは「何をしに釣り場に来たのか」わかったもんじゃありません。

そうならないために気持ちよく釣りを始めるための最大の対策は「前日に仕掛けをあらかじめ作っておく」事です。釣り場に到着して車を止めてから「1分で竿だしが終わる」というのが釣りの理想系ですよね。

毎週釣行に行くような人なら、前日の状態のままトランクに詰め込むことも出来るでしょうが、一般人ではそうも行かないので、今回は「仕掛けは前日の仕込み方法」を紹介したいと思います。

用意するものはコレです。プラスチックの板。


実はこれ、釣具店の渓流コーナーでも売っています。
※最悪ダンボールの切れ端でも代用できると思います。

使い方は簡単です。普通に針を付けるところまで「仕掛け」を完成させて、針を板の端に引っ掛けたまま仕掛けをクルクルと巻き込む。これだけです。外れないように輪ゴムで止めておきましょう。現地の天候が読めない場合、または現地のコンディションの想像が付かない場合は、オモリ以外の仕掛けを準備しておきます。オモリは現地で選んで挟めば、これまたスグに釣り場で竿を展開できます。

「釣りき」の仕掛けの場合、竿は振り出しの延べ竿ですから、完成後でも下記の写真のような形までコンパクトに収納する事ができます。このくらいまでサイズが縮めば、そんなに取り回しに苦労する事は無いと思います。加えて「今回の釣りが初めて」という釣り初心者でも、こうしておけば釣り場での不安がひとつ解消するのではないでしょうか。

▼前日の準備が終わったらこんな感じです。


あとは、釣り場に着いたら竿を伸ばしながらプラ板を自然に任せて自由落下させれば良いだけです。クルクルと回りながら、あっという間に仕掛けが展開できると思います。これで(オモリと)エサを付けるだけで、すぐに釣りがスタートできますね。

これで「ニジマス釣り朝マヅメの好機ゲット!」です。

釣果も朝だけで1~2尾変わってきます。朝一発目に釣れると、かなり精神的に楽になり、その後の釣りが余裕を持ってできます。前日の仕掛けの準備は万端にしておきましょう。


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