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ブドウ虫を「使いたくない」人へ向けた「新エサ」提案


ニジマス管理釣り場のエサ釣りにおけるエサのローテーション。
イクラとブドウ虫を併用する手順との重要性は過去の記事で取り上げました。

>詳しくは「時間別攻略法」の記事へどうぞ

あの記事を一言でまとめると「主戦力はブドウ虫。釣れるタイミングではイクラとブドウ虫を上手くローテーションして、魚を飽きさせないようにしながら釣果を上げましょう」という事です。

しかし、この「ブドウ虫」という生物は、実は一部の人にとって見た目からしてネックです。あからさまな「幼虫」フォルムなので、人によっては(特に釣り初心者や女性は)「生理的に受け付けない、嫌だ、気持ち悪い、怖い、触りたくない、見たくない」などの理由から使用NGになることは多いです(私の妻がまさにこの状態で、慣れるまでエサ付け担当は私でした)。

そう言った「釣り初心者の垣根(参入障壁)をどうにか外せないか?」

と、いろいろ調べた結果、3つ以上の書籍・資料で明言され、かつ利用者の声が聞け、ネットでも実績を確認できたエサがあったので本サイトにて記事追加する事にしました。
※ただしこのエサは管理人は使用経験がありません。あらかじめご了承ください。

そもそも、魚のエサは虫系が多く「虫がNGです」という人は多いでしょう。加えて、虫系は購入や持ち運び、釣り後の扱いが面倒だったりすることが多く、ブドウ虫もご他聞に漏れず余っても持ち帰るわけにも行きません(蛾に成長しちゃいますし)。

「取り扱いに困らない気軽なエサで、釣果が見込めるものが無いか?」

というのは釣り初心者に良く見られる悩みの種だと思います。

そこで今回紹介するのは「イクラの上位互換で、入手が容易で、釣果が期待でき、しかもローテーションに耐えうるエサ」です。もちろん、釣り初心者をはじめ「誰もが使える」ものを探しました。

「そんな魔法みたいなエサあるんかいな」と思っていましたが(笑)ありそうです。
それが「鮪(マグロ)の刺身・切り身」でした。

色々調べたところによると、マグロは赤い方が良いそうです(つまり赤身ですな)。
釣行前日にスーパーの見切り品などを買うと幸せになれそうです。

ところで、なぜ筆者は使ったことも無い「マグロの刺身」が「イクラの上位互換」だと記載できるのでしょうか?

これにはちゃんとした仮説があります。

「お母さんのカレー」とか、ちょいボケを入れながらエサの記事を執筆したときに書きましたが、要するに管理釣り場のニジマスは「良く使われるエサ」は次第に慣れてしまい、だんだん警戒心が高まって釣れなくなっていく事が「マグロ使える論」の論拠です。

解説すると、放流直後のニジマスは数日間「エサ止め」をされるなどして、非常におなかが空いた状態です。ですから、イクラでも(それこそ)幾らでも釣れる状態です。しかし、みんながみんなイクラで釣りをるものですから、次第に満腹になってきたニジマスは警戒心が旺盛となり、特にイクラに対する食いが極端に渋ります。これが管理釣り場でのニジマスが一般的にスレる原因と傾向です。

※だから僕ら釣り人はエサをローテーションしてニジマスを「騙す」わけです。

この状況を打開するためには、釣り人は「管理釣り場」で一般的に販売されていない、かつ「より食慾をそそる」エサを投入しなければなりません(デザートは別腹的な事なのでしょうか)。ブドウ虫はそういう理由からも有力な候補でした(置いてある釣り場もありますけどね)。

で、くだんのマグロの赤身なのですが「生もの」という事もあって常備しているニジマス管理釣り場を私は見たことがありません。つまり、ニジマスが肉食で(実は肉食魚です)かつ「マグロの切り身」に釣果実績がある以上、マグロの刺身はイクラとは違う釣果を上げる手段として機能すると仮説を立てることが出来ます。加えて、マグロの「釣り場での希少性」はイクラと比較したとき「相対的に優位」に働くと考えられます。

(逆に考えると、もし釣り場の全員が全員、普段からマグロの切り身で釣りをしていたら、イクラが起死回生のエサになる事だってありえます。食い慣れていない「良いエサ」だからこの考え方が成立するわけです)。

イクラとマグロのエサ使用なら、ハードルは非常に下がると思います。
(まさか、イクラやマグロの刺身が怖くて持てない人も早々いないでしょう。寿司食えないレベルですし)。

エサの付け方ですが、調べたところサイコロステーキのように角切り、または短冊切りにして下記のように付けると良いそうです。

▼こんな感じ


他の釣りを含めた経験則上、エサ釣りにおいてはエサの種類が多い人が、そして「他の人が持っていない」良いエサを持っている人が断然有利です(単純に選択肢が広がりますから)。だから「ブドウ虫が使えないから、イクラのみで頑張ります」と考えていた人も、単一のエサで手詰まりになる状況を打開するためにも2種類目のエサとしてマグロの使用をぜひ検討頂ければと思います。

もし、私がマグロの赤身を持っていくなら、食いが渋るにつれて「イクラ⇒ブドウ虫⇒マグロ」とローテーションします。それほどまでにエサの種類が豊富な事は釣果に直結すると筆者は考えます。ブドウ虫が苦手な人や、ちょっと変わったエサを持ち込んでみたい人などは、ぜひ試してみてください。もしかしたら「エサの秘密兵器」になるかもしれませんよ(ダメだったらワサビでも付けて食べちゃえば良いわけですし 笑)。
※釣果を色々調べると場所によってはブドウ虫より釣れるみたいですね。

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