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釣り場で魚がいる水深(タナ)


ニジマスを管理釣り場で釣る際のエリアの目安の話はしました。

基本的に流れのあるところ、空気の発生していそうなところはチェックポイントなのですが「魚を釣る」という事はポイントだけ合わせるのではなく、深さも合わせないと釣ることができません。この魚がいる水深の事を「タナ」と言い、深さを探ることを「タナをとる」と言います。

一般的にニジマスが釣れるハイシーズンは初心者の方は夏場だと思われがちだと思いますが、実は春先と秋ごろが最高のシーズンで、真夏くらい暑くなると人間と同じで「食欲不振」になり「全然釣れませんでした」なんてことも珍しくありません。

(まあ、それを少しだけ回避する夏の釣り方もあるっちゃあるのですが)要するにこのあたり水温との絡みなので、夏に釣りに行くなら避暑地なら見込みがあるかなと。

で、話を戻してタナの話です。

つまりこれって、道糸(ライン)をどのくらいまで引っ張ればいいのか?
という事にもなります。竿が今までの感じだと360㎝あるとして、当然水上にほとんどの部分が出ますから、とりあえず竿の根本までラインを引っ張りつつ、10㎝くらい余裕を持たせてハリスをつけますとラインを長めにとっておけば事故って多少切らなきゃいけなくなっても安心です。

で、それだと長さ固定されませんか?って話なのですが、実際問題「錘を何処につけて、どのくらいまで沈めるか?」が大事なので仕掛けは特に変えなくてもよくて、錘の位置だけ調整します。

さて、タナの目安をざーっくり紹介するとこんな感じ。



高水温だと魚が表層に行き、低水温だと潜っていきます。
とはいえ、先にも書いたように真夏だとそもそも食いつき(活性という)が下がりますし、あくまでも目安です。どこかにデータがあったと思うのですがニジマスの捕食は存在する場所から上下20㎝ずつくらいを見るといいというのをどこかで見たことがあります。
たぶん、経験則上でもそんなに間違った話ではないと思います。

ニジマスは群れる傾向があるので、一回吊り上げるとそのタナで2~3匹くらいまではアタリが続く傾向があります。
しかし、魚もバカではないので(本当に)時間などによって結構タナがコロコロ変わります。

なので、この40㎝くらいを目安に数回投げ込んでみて、難しそうなら20㎝くらいずつタナを変えるイメージでキャストを続けてみましょう。

ニジマス釣り(というか魚釣り)は「エサ×ポイント×タナ」で釣果が変わります。
ポイントが「間違っていない」と思ったらエサを変える前に、タナを根気よく探ることをお勧めします。

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