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煩わしいハリスの付け替え作業からおさらばする方法


魚が掛かって釣り上げてから、次の「仕掛け」を投入するまでの時間は、だいたい一般的に他人様のものを含めて見ていると早い人で3~5分、時間がかかる人だと10~15分とバラツキがあります。別に僕らはニジマス釣りの早釣り競争をしている訳ではないのですが、放流直後の「釣り時」(いわゆるピークタイム)が30分程度だと考えると、この時間をいかに無駄にしないかが釣果を伸ばすための大事な要員だと言う事は理解いただけると思います。という事で、

今回は「煩わしいハリスの付け替え作業からおさらばする方法」です。

私が当サイト「釣りき」で公開して来た「管釣り用ミャク釣り」の仕掛けの長所は沢山ありますが、その中で特筆すべきなのがこの「ハリスの取り替えを驚異的な速度で行う」という事です。過去、経験則を申し上げますと2名の未経験者と3人で釣りに行った時、たまたま3人同時にヒットしたことがありましたが、この時、5分後には全員が竿を釣り場に戻していました(この時は、取り替えるの作業を私が一人で受け持っていたため、「仕掛け」を1人あたり2分未満で取り替えていた事になります)。

この仕組みをマスターできると、特に放流直後の釣果が劇的に向上します。
しかも、準備も動作も「もの凄く簡単」なので、ぜひ覚えてください。

▼ご注意
この記事を読むにあたって当サイトで掲載されている「仕掛け」を知っている事が前提となります。予めご了承ください。


当サイト内で紹介したハリス結束は、ラインとラインを結ばずに結束するという(言葉尻が矛盾していますが勘弁してください)簡単かつ特殊なものです。サルカンに代表される「ハリスを結ぶ時に使う連結用の小型の金具」は(目立つ事もあって)いっさい使わないしかけですが、結びそのものがサルカンなのですから早いのは当たり前です。

では、種明かしをしてみれば単純な「ハリス」の結束取り替え方法を記載していきます。

▼まずは図解



▼取り換えの手順
1.魚が上がったら、口でキッチリフッキング出来ているか喉まで吸い込まれているのかを目視確認します

2.フッキングの場合はハリを外します。喉まで吸い込まれていると思ったらすぐにハリス側のチチワをハサミで切り落とします(臓器にハリが貫通しているケースもあります。持ち帰って食べる事が前提ならば、下手に傷口を広げるよりもそのままスカリに入れるなどして、保管した方が長持ちします。さばく時にハリに注意してください)。
※時間を食う人は必ずココでハリを一生懸命外そうとします。
どうせ交換してもすぐ終わりますからサクッと切り替えましょう。

3.ハリス付きのハリを取り出してチチワを作り、仕掛け結びをします。
※方法がわからない人は下記記事よりご確認ください。


▼ハリス結束の参考記事(おさらい)
3ステップ!画像でハリス結束!


以上終了。

上記で、釣り人がやっている動きはまとめると

1.ハサミで不要なハリス側のラインを落とし
2.新しいハリスの「かた結び」を1回だけして
3.ハリス結束のやり方で、穴を通して引っ張る


この動作に5分かかるというのは少々考えにくいですね。

ハリスを高速で取り替えて、竿をさっと釣り場に戻せるというのは釣れるチャンスが増えている事に他なりません。当サイトの「仕掛け」を武器に、皆様が1尾でも多くのニジマスを釣り上げる事を楽しみにしています。

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